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Sakana AI Fuguの使い方・料金|API設定とCursor連携【2026年7月更新】

Sakana AI FuguとFugu Ultraの仕組み、料金、API、性能を整理した図解

Sakana AI Fuguの使い方と料金を先出しでまとめます。月額プラン(Standard $20/Pro $100/Max $200)、API従量課金、base_urlとモデルID、Fugu UltraのAPI設定、Cursor連携の設定値まで、2026年7月時点の公式情報で整理します。

この記事を読むと

  • Sakana AI FuguがどんなAIで、FuguとFugu Ultraをどう使い分けるかがわかります。
  • Sakana AI Fuguの料金、Standard/Pro/Max、API単価、使い始める順番を確認できます。
  • APIキー、base URL、モデルID、CursorやCodexで試す前の注意点を整理できます。

この記事の監修者

宮﨑 一旗

宮﨑 一旗

宅地建物取引士 / 連続起業家 / 株式会社ライフワンネクスト取締役

宅地建物取引士(登録番号:(神奈川)第129630号)。補助金SEOメディア「補助金プラス」運営、AIスタートアップAtlas株式会社共同創業者。不動産・住宅領域のSEO/LLMOコンサルティングと記事監修を行う。

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結論:Sakana AI Fuguは月額$20から試せるOpenAI互換API、まずはfuguで小さく使う

この記事は「Sakana AI Fuguの使い方と料金を先に知りたい」「Fugu UltraのAPI設定やCursor連携の具体的な値を確認したい」という人向けに、要点を先出しでまとめています。急ぐ場合は、料金一覧(Standard $20/Pro $100/Max $200)、使い方(base_urlとモデルID)、Cursor連携の各セクションから読み進めてください。

Sakana AI Fuguは、複数のAIモデルや専門役を組み合わせて1つの回答を作る「司令塔型」のAIです。ChatGPTやClaudeのような単体モデルをもう1つ選ぶというより、Sakana Fuguに依頼すると、裏側でどのモデルや役割に任せるかを調整する仕組みです。

使い方の最短ルートは、Sakana Fugu公式ページからコンソールへ進み、プランを選び、APIキーを発行し、OpenAI互換APIとしてhttps://api.sakana.ai/v1へリクエストを送る流れです。モデルIDは標準がfugu、上位がfugu-ultra-20260615です。

料金は月額サブスクならStandard $20/月、Pro $100/月、Max $200/月からです。APIを本番環境や社内ツールに組み込む場合は、月額プランとは別に従量課金(Pay as you go)もあります。Fuguは有効なエージェント群の中で最上位モデルの単一レート、Fugu Ultraはfugu-ultra-20260615の固定単価で考えます。最初はStandardでfuguを短いテストに使い、難しい調査や長いコード作業だけFugu Ultraへ切り替えるのが現実的です。

Sakana AI Fuguとは?サカナAIの「Fugu」を最初に理解する

Sakana AI Fuguとは、複数のAIを必要に応じて使い分ける「司令塔型のAI」です。普通のAIモデルでは、ユーザーが「今回はClaudeを使う」「今回はGPTを使う」と選びます。Fuguでは、ユーザーはFuguに依頼し、Fugu側が作業の分け方や確認の仕方を決めます。

たとえるなら、1人の天才に全部任せるのではなく、調査が得意な人、コードが得意な人、検証が得意な人をまとめる編集長やプロジェクトマネージャーに近いです。SakanaAI/fuguのGitHub READMEも、Fuguを「1つのモデルとして提供されるマルチエージェントシステム」と説明しています。

Sakana AI Fugu、Fugu Ultraと他のAIとの違い

基盤モデルChatGPT、Claude、Geminiのような、文章作成や推論の土台になるAIです。
エージェント目的に沿って作業を進めるAIの役割です。調査役、実装役、検証役のように考えるとわかりやすいです。
オーケストレーションとは、どのAIに何を任せ、どう確認し、最後にどうまとめるかを調整することです。
OpenAI互換APIOpenAIのAPIに近い書き方で呼び出せる形式です。既存のコードを比較的流用しやすくなります。

Sakana AI Fugu Ultraの性能:Fable 5級と言える理由と限界

Fuguが注目されている大きな理由は、上位モデルのFugu UltraがFable 5やMythos Previewに近い性能帯として紹介されているためです。Sakana AI公式リリースは、Fugu Ultraがエンジニアリング、科学、推論のベンチマークでFable 5やMythos Previewと肩を並べると説明しています。

一方で、Fugu UltraとFable 5は同じ種類のAIではありません。Fable 5はAnthropicの1つの高性能モデルです。Fugu Ultraは複数のAIや専門役を束ねて高い成果を狙う仕組みです。Fable 5を内部で使っているわけではなく、別の仕組みで近い性能帯を狙う製品として見るのが正確です。

比較 Fugu Ultra Claude Fable 5
性質 複数AIを束ねる司令塔型 Anthropicの高性能な単体モデル
強い場面 複数段階の調査、コード修正、検証が必要な作業 長い推論、コーディング、エージェント作業
注意点 裏側でどのモデルを使ったかは見えにくい 提供状況や規制の影響を受けやすい
読み方 Fable 5の直接コピーではなく、代替候補として検証する 使える場合は単体モデルとして扱いやすい

GIGAZINEは、Fugu Ultra/FuguのベンチマークがClaude Fable 5およびClaude Mythos Previewを含まないモデルプールで行われた点も紹介しています。性能評価では「Fable 5級」という見出しだけでなく、ベンチマークの条件、実作業での遅さ、費用、透明性まで見る必要があります。

Fugu Ultraの入力、出力、キャッシュ入力料金と主要ベンチマークを並べて見る比較図
Fugu Ultraは性能だけでなく、長文コンテキスト、応答時間、裏側の調整処理にかかるtokenも確認したいモデルです。

Sakana AI Fuguの料金一覧:月額プランとAPI従量課金

Sakana AI Fuguの料金で最初に見るべきなのは、月額サブスクで使うのか、APIの従量課金で使うのかです。個人が画面上で試すなら月額プラン、アプリや社内ツールへ組み込むならAPI従量課金が中心になります。

以下の料金は2026年7月3日に公式ページで再確認した金額です。米ドル建てで表示されるため、日本円での実際の負担は為替レート、カード会社の換算、税金や手数料で変わります。契約前には決済画面の金額を確認してください。

Sakana AI Fuguの月額プランはStandard $20、Pro $100、Max $200

プラン 月額 向いている使い方 確認したい点
Standard $20/月 まず試したい個人、軽い調査、日常的な文章作成 利用量は基準枠。重い処理を続けると足りない可能性があります。
Pro $100/月 週に何度もFugu Ultraを使う開発者、調査・コード作業 公式表示ではStandardの10倍の利用量と説明されています。
Max $200/月 長い処理を多く回す人、業務で継続利用したいチーム 公式Pricing/FAQでは20倍、公式LPの料金表では30倍表記も見られるため、申込画面の上限を確認してください。

すべての月額プランでFuguとFugu Ultraを使えます。つまり、Fugu Ultraを試したいだけなら、最初から高いプランを選ぶ必要はありません。まずStandardで実際の用途に合うかを見て、利用量や待ち時間が気になった段階でProやMaxを検討する方が失敗しにくいです。

公式ページでは、2026年7月末までに登録した場合、初回加入プランの2か月目が無料になるキャンペーンも案内されています。ただし恒久的な無料枠ではないため、「無料でずっと使える」とは考えない方が安全です。

Sakana AI Fuguの従量課金(Pay as you go)は本番/API向け

公式Pricingページでは、月額プランとは別にPay as you goが用意されています。これは、重い本番ワークロードや安定性を重視するAPI利用向けの料金体系です。月額プランの範囲で試すのか、従量課金でサービスや社内システムに組み込むのかを分けて考えると判断しやすくなります。

対象 従量課金の考え方 確認したい点
Fugu 有効にしたエージェント群の中で、最上位モデルの単一レートで課金されます。複数エージェントを使っても、モデル料金が単純に積み上がる設計ではありません。 どのエージェントを有効にするかで単価の見方が変わるため、公式Pricingとコンソールのusageを確認します。
Fugu Ultra fugu-ultra-20260615に固定単価が設定されています。入力、出力、キャッシュ入力、272K token超の単価を分けて見ます。 裏側のオーケストレーションtokenも最終価格に含まれるため、回答本文だけでなく総使用量を見ます。

個人の検証や日常利用は月額プラン、本番APIや利用量が読める業務システムは従量課金、という切り分けが基本です。どちらを選んでも、最初は短いタスクでusage、応答時間、失敗時の再試行を確認してから広げる方が安全です。

Sakana AI Fugu Ultra APIの単価は入力$5、出力$30から

区分 通常単価 272K token超の単価 見方
入力token $5 / 100万token $10 / 100万token プロンプトや読み込ませる文書の量に応じて増えます。
出力token $30 / 100万token $45 / 100万token 長い回答、コード、レポート生成ではここが膨らみやすいです。
キャッシュ入力 $0.50 / 100万token $1.00 / 100万token 同じ文脈を再利用する時の入力コストです。

Fugu UltraのAPIモデルIDは、公式ページ上ではfugu-ultra-20260615と案内されています。通常のFuguは高性能モデルに対して固定的なマークアップを乗せる料金体系、Fugu Ultraは上記の固定単価で整理されています。

Sakana AI Fugu Ultraの料金で見落としやすいのは「裏側の処理token」

Fugu Ultraは、単体のAIモデルにそのまま質問を投げる仕組みではありません。複数のAIを動かし、回答をまとめる「オーケストレーション」と呼ばれる処理を行います。簡単に言うと、裏側で複数の担当者に考えさせてから、最終回答を作るような仕組みです。

そのため、画面上の入力文が短くても、内部の調整や検討でtokenが増える場合があります。公式Pricingページでも、オーケストレーション用の入力・出力tokenが最終価格に反映されると説明されています。軽い質問、短い翻訳、単純な要約まで毎回Fugu Ultraを使うと、期待より費用が読みにくくなる可能性があります。

どの料金プランをSakana AI Fugu、Fugu Ultraでは選ぶべきか

目的 おすすめ 理由
まず触って性能を見たい Standard 月額$20でFuguとFugu Ultraを試せるため、最初の検証に向いています。
CursorやAPIで週に何度も使う Pro Standardより利用量に余裕があり、検証と日常利用のバランスを取りやすいです。
長文分析やコード生成を多く回す MaxまたはAPI従量課金 重い処理では待ち時間と使用量が増えやすいため、利用上限と請求管理を見ながら選ぶべきです。
社内ツールやサービスに組み込む API従量課金 利用量をログで管理し、上限、アラート、モデル切り替えを設計できます。

料金だけで見るとStandardが最も始めやすいですが、Fugu Ultraの価値は「難しい作業でどれだけ手戻りが減るか」にあります。月額料金だけで判断せず、同じタスクをFugu、Fugu Ultra、Claude Fable 5系の代替候補で試し、出力品質、速度、再作業の少なさを比べるのがおすすめです。

Sakana AI Fugu Ultraの使い方:APIキー、モデルIDの順に試す

Sakana AI Fuguの使い方で最初に押さえるのは、画面上で何かを選ぶだけのチャットサービスではなく、OpenAI互換APIとして使う製品だという点です。公式FAQでも、既存のOpenAI互換クライアントやコーディング環境をFuguのエンドポイントへ向ければ使い始められる、と説明されています。

競合上位のDevelopersIOの試用記事も、Standardプラン契約後にbase_urlhttps://api.sakana.ai/v1へ向け、fuguまたはfugu-ultra-20260615を指定して検証しています。この記事では、料金と使い方を分けずに「どのプランで、どのモデルを、どの順番で試すか」まで整理します。

Sakana Fuguの登録からAPIキー発行、base URL設定、モデルID指定までの手順図
使い始めは、公式ページ、コンソール、APIキー、base URL、モデルIDの順で確認します。

Sakana AI Fuguを試す5ステップ

順番 やること 確認するポイント
1 公式ページからSakana AI Consoleへ進む EU/EEAなど利用できない地域がないか、公式FAQと利用規約を確認する。
2 月額プランまたは従量課金を選ぶ 個人の検証はStandard $20/月から。業務利用や継続利用はPro/MaxやAPI従量課金を検討する。
3 APIキーを作成する キー本体は記事、スクリーンショット、チャットに貼らず、環境変数やシークレット管理に保存する。
4 OpenAI互換APIとして呼び出す base_urlhttps://api.sakana.ai/v1、モデルIDはfuguまたはfugu-ultra-20260615を指定する。
5 短いプロンプトでusageと速度を見る 最初はfuguで小さく試し、必要な時だけFugu Ultraへ切り替える。

Sakana AIのアカウント登録とAPIキー作成

Sakana Fuguを使い始める流れは、公式ページからコンソールへ進み、登録後にAPIキー管理画面でキーを作成する、という順番です。ここでは実際のコンソール画面をもとに、どこを見ればよいかを整理します。

Sakana Fugu公式ページの今すぐはじめるボタンからコンソールへ進む画面
公式ページの「今すぐはじめる」から、Sakana AI Consoleへ進みます。
Sakana AI ConsoleのOverview画面で登録後の利用状況を確認する画面
登録後はOverviewに入り、左メニューからAPIキー管理画面へ移動します。
Sakana AI ConsoleのAPIキー管理画面でAPIキー作成ボタンを開く画面
APIキー管理画面では、既存キーの確認と新規キーの作成ができます。キー断片は安全のためマスクしています。
Sakana AI ConsoleのAPIキー作成フォームで名前と利用モードを選ぶ画面
APIキー作成フォームでは、キー名と利用モードを選びます。実際のキー本体は記事や社内チャットに貼らないようにします。

APIキーを発行した後は、キー本体をスクリーンショットやチャットに貼らず、環境変数やシークレット管理ツールに保存します。企業で使う場合は、個人カードや個人アカウントではなく、請求・権限・ログを後から追える管理方法にしてください。

OpenAI互換APIでSakana AI Fuguを呼び出す最小構成

OpenAI互換APIとして使う場合は、既存のOpenAI SDKに近い形で呼び出せます。違いは、base_url、APIキー、モデルIDをSakana Fugu向けに変える点です。

import os
from openai import OpenAI

client = OpenAI(
    base_url="https://api.sakana.ai/v1",
    api_key=os.environ["SAKANA_API_KEY"],
)

resp = client.chat.completions.create(
    model="fugu",  # 重い調査では "fugu-ultra-20260615" も検証
    messages=[
        {"role": "user", "content": "Sakana Fuguの特徴を3つに整理してください。"}
    ],
)

print(resp.choices[0].message.content)

ここで大事なのは、fugufugu-ultra-20260615を呼び出し側が明示的に選ぶことです。軽い要約、短いコードレビュー、チャットボット用途はまずfuguで試し、長い推論、文献調査、難しいコード修正のように深さが必要な時だけFugu Ultraへ切り替えると、料金と待ち時間を読みやすくなります。

Zed、MCP、OpenAI互換ツールをFuguで使う時の考え方

noteの試用記事では、Sakana AIがOpenAI互換APIであることを前提に、Zed、MCP、各種OpenAI互換ツール向けの設定サンプルをGitHubで公開したと紹介されています。ただし、これは非公式の利用例です。公式対応と、OpenAI互換APIを使ったユーザー側の設定は分けて見てください。

ツール連携でうまく動かない場合でも、Fugu自体が使えないとは限りません。まずPythonなどで直接APIを呼び、base_url、APIキー、モデルID、課金状況が正しいかを切り分けるのが安全です。

Sakana ai fugu github:公式リポジトリで確認すること

SakanaAI/fuguのGitHubリポジトリでは、Fuguの概要、Codex向けのインストール導線、技術レポートへのリンクが公開されています。READMEには、CodexへFuguを入れる一行コマンドとして次のような形式が示されています。

curl -fsSL https://sakana.ai/fugu/install | bash
codex-fugu

ただし、これは「FuguのAPI本体が完全にオープンソース」という意味ではありません。GitHubで確認できるのは、セットアップ資料や技術情報です。企業やチームで使う場合は、インストールスクリプトを読み、秘密情報、リポジトリ内容、ログ、課金の扱いを確認してから実行してください。

CursorでFugu / Fugu Ultraを使う設定:base URLとモデルIDの入れ方

「cursor fugu」「fugu cursor」で調べている人が知りたいのは、CursorからSakana Fuguを呼び出すための具体的な設定値です。結論として、現時点では「公式標準モデルとしてすぐ選べる」と断定しない方が安全ですが、CursorがカスタムのOpenAI互換プロバイダーを受け付ける場合は、BYOK(自分のAPIキー)とカスタムbase URLで接続を試せます。Cursor Community Forumでも、Sakana Fugu Ultraの追加要望に対し、OpenAI互換またはOpenRouter経由のエンドポイントがあり、Cursor側でBYOKとカスタムbase URLを使える場合は自分で接続できる、という案内が出ています。

Cursorの設定でOpenAI互換モデルを追加する場合、入れる値は次の3つが軸になります。いずれもSakana Fuguの公式仕様(OpenAI互換API)に沿った値です。

設定項目 入れる値
Base URL(OpenAI互換エンドポイント) https://api.sakana.ai/v1
API Key Sakana AI Consoleで発行したキー(記事やチャットに貼らず環境に保存)
モデルID fugu(標準)またはfugu-ultra-20260615(上位)

手順としては、Cursorの設定画面でカスタムOpenAI互換プロバイダー(Override / BYOK系の設定)を開き、上記のBase URLとAPIキーを登録し、モデルIDにfuguまたはfugu-ultra-20260615を指定します。Cursorのバージョンやプランによって設定項目名や対応状況が変わるため、公式標準対応と決めつけず、まず短いプロンプトで疎通を確認してください。

確認項目 見るポイント
APIキー Sakana AI Consoleで有効なAPIキーを作成しているか
base URL Cursor側がカスタムOpenAI互換エンドポイントを受け付けるか
モデルID fuguまたはfugu-ultra-20260615を指定できるか
小さなテスト 非公開コードや秘密情報を入れず、短いプロンプトで動作確認する
費用とログ Sakana側の利用量、Cursor側の挙動、失敗時の再試行を確認する

CursorがエンドポイントやモデルIDを受け付けない場合、それだけでFuguが壊れているとは限りません。ツール側のカスタムプロバイダー実装や利用中のプランによって挙動が変わるため、まずSakana APIを直接呼ぶか、GitHubにあるCodex向け導線から検証するのが無難です。

FuguとFugu Ultraの選び方:日常作業と高難度作業で分ける

Sakana AI Fuguには、標準のfuguと上位のfugu-ultra-20260615があります。難しく考えすぎる必要はありません。普段使いならFugu、失敗したくない重い調査や長い作業ならFugu Ultra、という切り分けから始めると判断しやすくなります。

項目 Fugu Fugu Ultra
位置付け 速さと品質のバランスを取る標準モデル 回答品質を優先する上位モデル
向いている用途 日常的なコードレビュー、チャットボット、軽い調査 論文再現、Kaggle、セキュリティ分析、文献・特許調査
モデルプール制御 一部エージェントの除外が可能 性能確保のためプールは固定
注意点 軽い用途向けだが、基盤モデル単価の理解が必要 裏側の調整処理でtokenと応答時間が増えやすい

AI Watchも、Fuguは日常業務やコードレビュー向け、Fugu Ultraは難易度の高い多段階問題や論文複製、セキュリティ分析、文献・特許調査向けと説明しています。

Fugu Ultra、GPT 5.5、Claude MythosをAPI利用、強い場面、料金理解、リスクで比較する図解
Fugu Ultraは単体モデルの比較だけでなく、協調システムとしての価値まで見る必要があります。

Sakana AI Fuguの評価:RedditやHacker Newsの実例

Sakana AI Fuguの評価を見る時は、公式ベンチマークと開発者コミュニティの反応を分ける必要があります。公式ベンチマークは性能の目安になりますが、実際の開発現場では、速度、費用、コード修正の安定性、長時間作業での使いやすさも重要になるためです。

RedditではSakana AI Fugu Ultra「期待」と「実務検証待ち」が同時に出ている

Redditの投稿では、Sakana AIがFable/Mythos級の競合を出したという期待がある一方で、ベンチマークだけでは判断できないという反応も出ています。

the benchmarks look pretty interesting, especially GPQA-D where Fugu Ultra is basically tied with Mythos Preview. curious how it holds up in real world tasks outside of the controlled benchmarks tho, those charts can be misleading sometimes

このコメントの読みどころは、Fugu Ultraの性能を否定しているわけではなく、「管理されたベンチマーク」と「現実の仕事」で結果が同じかは別問題だと見ている点です。

though talking to so many different ais’ i guess will probably cost more??

こちらは、複数AIを裏側で使う仕組みなら費用が膨らむのではないか、という素朴な疑問です。Sakana AI Fugu Ultraでは裏側の調整処理もtoken消費に関わるため、料金を見る時は回答本文だけでなく、総使用量を確認する必要があります。

Hacker NewsではSakana AI Fugu Ultraへの速度・費用・品質への疑問が目立つ

Hacker Newsのスレッドでは、Sakana AIの研究姿勢を評価する声もありますが、実際に使ったとするコメントでは「API is extremely slow」や「nowhere near Fable」といった厳しい表現も見られます。別のコメントでは、大規模Rustプロジェクトのレビューでは強い印象があった一方、実装タスクでは既存のフロンティアモデルでは見かけにくいミスがあった、という趣旨の報告もあります。

つまり、RedditやHacker Newsから読み取れる評価は「Fugu Ultraは期待できるが、現時点では万能なFable代替と断定しない方がよい」ということです。特にCursorやCodexのような開発ツールで使う場合は、ベンチマークの点数より、自分のリポジトリでレビュー品質、修正品質、速度、費用を小さく検証する方が判断しやすくなります。

OpenRouter FusionやLLM RouterとSakana AI Fuguの違い

Sakana Fuguを理解するときは、OpenRouter FusionやNVIDIA LLM Routerのような「複数モデルを使う仕組み」と比較すると見えやすくなります。違いは、複数モデルを使うかどうかではなく、どの段階で、どのように組み合わせるかです。

仕組み 呼び出し方 賢さの所在 注意点
Sakana Fugu 1つのOpenAI互換APIに送る 学習済みの司令塔が委譲・検証・統合を判断 内部でどのモデルを使ったかは公開されない
OpenRouter Fusion 複数モデルへ並列に投げて統合する考え方 複数回答の統合 並列呼び出しのコスト・遅延を理解する必要がある
LLM Router 入力に応じて1つのモデルを選ぶ 分類器やルーティングロジック 選ばれた1モデルの能力に依存しやすい

分析としては、Sakana Fuguの特徴は「複数モデルを使えること」そのものではなく、「協調の仕方を学習したモデルとして、1つのAPI製品にしていること」です。

Fable 5が気になる人は、再開状況もあわせて確認する

Claude Fable5が停止された今、Fugu Ultraは有力な代替候補です。ただし、Sakana AI Fugu UltraはFable 5とは異なったオーケストレーションモデルです。Claude Fable5と比較すると、汎用的なタスクにおいては性能が劣後するという結果もあります。

Fable 5の停止理由、再開見込み、復活の兆候については、別記事のClaude Fable 5は数日以内に再開?復活の可否と最新状況で更新しています。比較するときは「性能の近さ」「使えるかどうか」「運用リスク」の3つを分けて考えるのがおすすめです。

Sakana AI Fuguを使う前のチェックリスト

最後に、Sakana AI Fugu, Fugu Ultraの登録前・実装前に確認したいポイントをまとめます。

確認項目 見る場所 判断の目安
モデルID 公式ページ、Modelsページ、試用コード fugufugu-ultra-20260615を明示して切り替える
料金 Pricingページ、コンソールのusage 月額サブスクか従量課金か、272K超の料金と使用枠の減り方を確認する
usage APIレスポンス、コンソール Fugu Ultraでは裏側の調整処理も費用と待ち時間に含めて見る
Cursor連携 Cursor設定、Custom Provider、BYOK 公式標準対応と決めつけず、小さなテストから始める
地域制限 公式FAQ/利用規約 EU/EEAでは提供対象外。海外拠点がある企業は利用地域を確認する
データ利用設定 コンソール、利用規約、管理者設定 社内データや顧客情報を送る前に、学習利用、ログ、外部モデルプロバイダーの扱いを確認する
内部モデルの可視性 公式FAQ、実測ログ どの基盤モデルを使ったかは見えない前提で監査設計する

よくある質問

Sakana AI Fuguとは何ですか?

Sakana AI Fuguは、複数のAIモデルや専門エージェントを組み合わせ、1つの回答を作るAIシステムです。単体モデルというより、どのAIに何を任せるかを調整する仕組みとして理解するとわかりやすくなります。

Sakana AI Fuguの使い方は?

公式ページからSakana AI Consoleへ進み、プランを選び、APIキーを作成します。APIではbase_urlhttps://api.sakana.ai/v1を指定し、モデルIDにfuguまたはfugu-ultra-20260615を指定します。最初は短いプロンプトでfuguを試し、usage、速度、料金を見ながらFugu Ultraへ切り替えるのがおすすめです。

Sakana AI Fuguの料金はいくらですか?

2026年7月3日時点でも、月額プランはStandard $20/月、Pro $100/月、Max $200/月です。API向けには従量課金(Pay as you go)もあります。Fuguは有効なエージェント群の中で最上位モデルの単一レート、Fugu Ultraは100万tokenあたり入力$5、出力$30、キャッシュ入力$0.50が基本単価です。272K tokenを超える大きな処理では、入力$10、出力$45、キャッシュ入力$1.00に上がります。

Sakana AI Fuguは無料で使えますか?

恒久的な無料プランとしては案内されていません。公式ページでは、2026年7月末までに登録した場合、初回加入プランの2か月目が無料になるキャンペーンが示されています。ただし、決済やキャンペーン条件は変更される可能性があるため、登録前に公式画面で確認してください。

FuguとFugu Ultraはどう違いますか?

Fuguは日常的な作業や軽めの開発支援に向くモデルです。Fugu Ultraは、より難しい推論やコード作成で強みを出す上位版です。ただし、Fugu Ultraは処理が重くなりやすいため、料金と待ち時間を見ながら使い分ける必要があります。

Sakana AI FuguはCursorで使えますか?

OpenAI互換APIとして扱える環境であれば、CursorのカスタムOpenAI互換プロバイダー設定で試せます。Base URLにhttps://api.sakana.ai/v1、APIキー、モデルIDにfuguまたはfugu-ultra-20260615を指定します。ただし、Cursor側のバージョンやプランによる対応状況に依存するため、短いプロンプトで疎通を確認してください。業務で使う場合は、請求上限とAPIキー権限も確認します。

Sakana AI FuguのAPIはどう使いますか?

OpenAI互換APIとして、https://api.sakana.ai/v1へリクエストを送ります。既存のOpenAI SDKに近い形で呼び出せますが、APIキー、base URL、モデルIDをSakana Fugu向けに変える必要があります。

Fugu UltraはClaude Fable 5の代替になりますか?

ベンチマーク上はFable 5に近い水準を示す場面がありますが、完全な代替と考えるのは早いです。コーディング、長文推論、業務文書など、自分の用途で同じタスクを試し、出力品質、速度、料金を比較する必要があります。Fable 5の最新状況は、関連記事でも整理しています。

Sakana AI FuguのGitHubやサンプルコードはありますか?

公式GitHubにはセットアップ資料や技術情報があります。ただし、ホスト型サービスの中身やモデル重みがそのまま公開されているわけではありません。非公式サンプルを使う場合は、APIキーの扱い、依存ライブラリ、モデルIDが現在の仕様に合っているかを確認してください。

RedditやHacker Newsの評価は参考になりますか?

参考にはなりますが、料金や仕様の根拠にはしない方が安全です。コミュニティの反応は、期待、懐疑、実利用時の違和感を知る材料です。料金は公式ページ、性能は公式ベンチマークと第三者検証、採用判断は自分の用途でのテスト結果に分けて見てください。

出典・一次情報

この記事の監修者

宮﨑 一旗

宮﨑 一旗

宅地建物取引士 / 連続起業家 / 株式会社ライフワンネクスト取締役

宅地建物取引士(登録番号:(神奈川)第129630号)。補助金SEOメディア「補助金プラス」運営、AIスタートアップAtlas株式会社共同創業者。不動産・住宅領域のSEO/LLMOコンサルティングと記事監修を行う。

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